投資は何から始める?初心者が最初にやるべき3ステップ

投資を始めたいけど何からやればいい?初心者が迷わず始められるよう、生活防衛資金の確保からNISA口座開設、少額投資スタートまでの3ステップをわかりやすく解説します。

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「投資を始めたいけど、何からやればいいの?」

周りで投資を始める人が増えて焦りを感じていませんか。2024年から始まった新NISA制度をきっかけに、投資デビューを検討する人が急増しています。

ただし、焦って行動すると失敗します。金融庁の調査によると、投資で損失を経験した人の多くが「知識不足のまま始めた」ことを後悔しています。

この記事では、投資未経験者が迷わず最初の一歩を踏み出すための3ステップを、専門用語をなるべく使わずに解説します。読み終えるころには「自分は何から始めればいいか」が明確になっているはずです。

そもそも「投資」とは?貯金との違いを30秒で理解

投資とは、お金を金融商品(株式・投資信託・不動産など)に預けて、将来の値上がりや配当で利益を得ることです。

貯金との最大の違いはリターンとリスクのバランスです。

項目貯金投資
年利の目安0.001〜0.1%3〜7%(長期平均)
元本保証あり(1,000万円まで)なし
インフレへの強さ弱い強い

銀行の普通預金金利は0.001%程度。100万円を1年預けても利息は10円です。一方、投資信託の長期平均リターンは年3〜7%程度とされています。

ただし、投資には元本割れのリスクがあります。だからこそ、正しい順番で始めることが大切です。

ステップ1:生活防衛資金を確保する

投資を始める前に絶対にやるべきことがあります。それは「生活防衛資金」の確保です。

生活防衛資金とは?

突然の失業・病気・災害などに備えて、すぐに引き出せる状態で確保しておく現金のことです。

いくら必要?

一般的な目安は以下のとおりです。

  • 会社員: 生活費の3〜6か月分
  • 自営業・フリーランス: 生活費の6〜12か月分

たとえば月の生活費が20万円の会社員なら、60〜120万円が目安です。

なぜ先に確保するの?

生活防衛資金がないまま投資を始めると、急にお金が必要になったとき投資商品を売却せざるを得ません。そのタイミングが値下がり時だった場合、損失が確定してしまいます。

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」でも、金融資産を保有していない世帯が全体の約26%にのぼります。まずは貯金の習慣をつけるところから始めましょう。

ステップ2:NISA口座を開設する

生活防衛資金が確保できたら、次はNISA口座を開設します。

NISAとは?

NISA(少額投資非課税制度)は、投資の利益にかかる税金(約20%)がゼロになる国の制度です。

通常、投資で10万円の利益が出ると約2万円が税金として引かれます。NISAならこの2万円がまるまる手元に残ります。

2024年からの新NISAのポイント

項目内容
年間投資枠つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円
非課税保有限度額1,800万円(生涯)
非課税期間無期限
対象者18歳以上の日本居住者

金融庁の公式ページでは、NISAの仕組みが詳しく解説されています(参考:金融庁 NISAとは)。

どこで口座を開設する?

NISA口座は1人1つしか持てません。主な選択肢は以下の3つです。

  • ネット証券: 手数料が安く、初心者に最も人気(SBI証券、楽天証券など)
  • 銀行: 窓口で相談できるが商品数が限られる
  • 対面証券: 担当者がつくが手数料が高い

初心者にはネット証券をおすすめする声が多いです。取扱商品が豊富で、100円から投資信託を購入できるところもあります。

ステップ3:少額で投資信託を始める

口座が開設できたら、まずは少額の投資信託から始めましょう。

なぜ投資信託?

投資信託は、多くの投資家から集めたお金をプロが運用する商品です。1つの商品を買うだけで、世界中の株式や債券に分散投資できます。

個別株を買うには数万〜数十万円が必要ですが、投資信託なら100円から購入可能です。

初心者向きの投資信託の選び方

以下の3つを基準に選ぶとシンプルです。

  1. インデックス型を選ぶ: 市場全体に連動する商品。手数料(信託報酬)が安い
  2. 信託報酬が年0.2%以下のものを選ぶ: コストが低いほどリターンが残る
  3. 全世界株式または米国株式に連動する商品から始める

具体的には「全世界株式インデックスファンド」や「S&P500連動型」が初心者に人気です。

いくらから始める?

最初は月1,000円〜1万円で十分です。値動きに慣れてきたら、余裕資金に応じて増額していきましょう。

重要なのは「毎月コツコツ積み立てる」こと。これをドルコスト平均法と呼び、購入タイミングを分散することで高値づかみを避ける効果があります。

やってはいけない3つのNG行動

投資初心者が陥りがちな失敗パターンも押さえておきましょう。

NG1:SNSの情報だけで判断する

「この銘柄が上がる」というSNS投稿を信じて買うのは危険です。情報源が不明な投資話は、金融庁も注意を呼びかけています。

NG2:生活費を投資に回す

生活防衛資金を使い込んで投資するのは本末転倒です。あくまで「余裕資金」で始めましょう。

NG3:短期で大きく儲けようとする

投資は長期運用が基本です。短期売買はプロでも難しく、手数料負けするリスクもあります。金融庁のNISA制度も「長期・積立・分散」を推奨しています。

投資を始める前のチェックリスト

自分が投資を始められる状態か、以下のリストで確認しましょう。

  • 生活防衛資金(生活費3〜6か月分)を現金で確保できている
  • 借金(カードローン・リボ払い等)がない、または返済計画がある
  • 毎月の収入から投資に回せる余裕資金がある(月1,000円でもOK)
  • 「元本割れのリスクがある」ことを理解している
  • 5年以上使わないお金を投資に回せる

すべてにチェックがつかなくても大丈夫です。まずは生活防衛資金の確保から始めましょう。

投資の種類一覧|初心者はどれを選ぶ?

投資にはさまざまな種類があります。代表的なものを難易度順に紹介します。

投資の種類初心者向き度最低金額の目安特徴
投資信託★★★★★100円〜プロが分散運用。NISA対象
個別株式★★★☆☆数万円〜企業を選ぶ面白さ。値動き大
FX(外国為替)★★☆☆☆数千円〜レバレッジで少額から。リスク高
不動産投資★★☆☆☆数百万円〜家賃収入が魅力。初期費用大
債券★★★★☆1万円〜値動き小。安定志向向け

初心者はまず投資信託(NISA枠) から始めて、慣れてきたら他の投資にチャレンジするのが王道です。

FXに興味がある方は以下の記事も参考にしてください。

不動産投資について知りたい方はこちらもどうぞ。

まとめ|今日からできることは「貯金の仕分け」

投資初心者が最初にやるべき3ステップをおさらいします。

  1. 生活防衛資金を確保する(生活費の3〜6か月分)
  2. NISA口座を開設する(ネット証券がおすすめ)
  3. 少額で投資信託を始める(月1,000円〜でOK)

今日からできることは、自分の貯金を「生活防衛資金」と「投資に回せるお金」に仕分けすることです。

投資は早く始めるほど複利の効果で有利になります。ただし、焦って始める必要はありません。まずはこの記事の内容を理解して、自分のペースで一歩ずつ進めていきましょう。

※当サイトの情報は、特定の金融商品の売買や投資行動を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

よくある質問

Q. 投資は何円から始められますか?
A. 投資信託なら100円から購入できる証券会社もあります。まずは月1,000円程度の少額積立から始めるのが安心です。
Q. 投資初心者はNISAとiDeCoどちらを先に始めるべき?
A. 一般的にはNISAが先です。NISAはいつでも引き出せますが、iDeCoは原則60歳まで引き出せません。まずはNISAで投資に慣れてから、iDeCoを検討しましょう。
Q. 投資で損をする可能性はどのくらい?
A. 短期では元本割れの可能性があります。ただし、金融庁のデータによると、20年間の長期分散投資では過去の実績上、元本割れの確率はほぼゼロでした。
Q. 投資の勉強は何から始めればいい?
A. まずは金融庁の公式サイトやNISAの解説ページを読むのがおすすめです。無料で正確な情報が得られます。書籍なら入門書を1冊読めば基礎知識は十分です。
Q. 投資を始めるのに年齢制限はある?
A. NISA口座は18歳以上から開設できます。証券口座自体は未成年でも親権者の同意があれば開設可能な証券会社もあります。年齢に上限はありません。
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投資はじめナビ編集部
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